ゴルフ

トレーニングとケガ

スポーツをしているとケガはつきもの。

ケガをしてしまったら、練習を休んで整骨院や鍼灸院に通いケアをされる。

そこで施術者から何が原因なのか、どういう治療をしたら良いのかを教えてもらう。

そしてまた練習を行い、疲労が蓄積すると再び同じ部位に痛みがきてしまう。

これは身体の使い方が変わっていない事が原因です。

筋力が足りないからケガをするというケースもありますが、大半は身体の使い方に問題があります。

例えば膝のケガのケース

アドレス時にうまく股関節の内側に乗せられない方の多くが、膝を中心とした構えになりがちです。

もともと膝は曲げ伸ばしの動きしかしません。しかしゴルフは捻転動作が主になります。

すると膝を捻じって使ってしまいます。その動作を何度も何度も繰り返すと、

どうしても周りの靭帯や半月板、筋肉に負担をかけ炎症を起こしやすくなります。

知らず知らずのうちに負担をかけてしまい、ケガへとつながってしまいます。

膝をケガをすると、日常生活にまで影響がおよんでしまいます。

例え炎症が治まって競技復帰できたとしても、また同じ現象になってしまうケースがあります。

これを繰り返すことで、少しずつ練習回数を減らさないといけなくなります。

大好きなゴルフができなくなると、それだけでストレスだ。

それを年齢のせいにしてしまうにはもったいない。までやれることはあるのだ。

それが身体の使い方を見直すこと。

無意識に行ってしまっている動作を改善するのはなかなか難しい。

意識してもできない動作を何度も何度も意識的に行い身に付ける為には、

リハビリやトレーニングの時のみ意識していては時間がかかりすぎる。

この意識を日常生活(座る、歩く、階段を上る)にいかに入れていくか。

このことは膝だけに限らず、他の部位でも同じことがいえる。

股関節をうまく使う

人間の重心は下っ腹のあたりにあります。この重心の近くの関節から

動かすことで負担を減らすことができます。下半身だとそれが股関節です。

股関節の周りには小さな筋肉から大きな筋肉までたくさんの筋肉があります。

そのためあらゆる方向に動かすことが可能です。

ゴルフではそこまで大きな可動域は必要にはなりませんが、いろいろな動作が必要です。

その動作を膝で行うのではなく、股関節を中心に行うことで膝への負担を減らしケガのリスクを

軽減させます。また捻転動作を無理なく行え大きな力を生むことができるようになります。

簡単にいうと、膝を中心に行うと 膝→足首 で頑張るが、

股関節を中心に行うと 体幹→股関節→膝→足首で頑張れる。

だから負担をいろんなところに分散することができケガのリスクを減らすことができます。

まとめ

人間は、重心の近くの関節から順序よく動かすことが必要で、それができるようになれば

今まで負担をかけすぎていた関節を守ることができ、ケガを減らすことで好きなゴルフを

長く続けていくことができます。

思い当たる節のあるかたは参考にしてみてください。読んでいただいた方の少しでもためになれば幸いです。

 

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