人間は地球上にいる以上、常に重力の影響を受けて生活しています。
言い換えると、重力なしには今の生活は行えません。
では、この重力を意識して日ごろから生活しているだろうか。
なかなかそこまでは意識されることはないはずです。
地面反力はどうでしょう。意識して生活しているでしょうか。
そもそも地面反力とはなんでしょうか。
簡単にいうと、地面にかけた力と同等に跳ね返ってくる力のことです。
人は歩くときより走る時の方が地面に対して強い力をかけます。
なので歩く時よりも地面からもらえる力が強いので走る事ができます。
その半面、走り方が悪いと膝をケガしたりと副産物も得られます。
繰り返すが、そこまで意識して生活できているだろうか。
私はゴルフで地面反力を意識するのであれば、した方が良いと考えている。
他の人よりうまくなろうと思うと、日常生活から取り入れたい。
ではどのようにして取り入れたらよいのか、簡単に説明してみる。
よろしければ最後までお読みください。
- ちゃんと立てているかのチェック方法
- トレーニング方法
- ゴルフの時の意識
1.ちゃんと立てているかのチェック方法
簡単なので早速試してほしい。
①その場で肩幅と同じスタンスで立ちます
②周りのモノに触らず片足立ちになります
③10秒キープしてみましょう
どうでしょうか。簡単でしたか?バランスを崩しましたか?
バランスを崩した方はどう崩れましたか?
外側ですか内側ですか?
これを両足試していただいて違いや共通点を感じてみてください。
では次は赤い点の部分を意識して同じ方法でチェックしてみましょう。
①おへその下あたり(下っ腹)をへこませて片足立ちをする側の股関節の内側を意識してください
分かりにくい場合は、自分の手で触って確認しながら行ってください
②その場で肩幅と同じスタンスで立ちます
③周りのモノに触らず片足立ちになります
④10秒キープしてみましょう
どうでしょうか。違いはありましたか?
あった方はどう違いましたか?立ちやすくなりましたか?
これは地面反力をゴルフにいかすために必要な準備段階です。
もしなったという方はぜひ読み次に進んで行ってください。
トレーニング方法
股関節の意識を持ちやすくするトレーニング
トレーニング時の意識もチェック時同様に下っ腹をへこませて股関節を意識します。
①-1.仰向けで片足を上へ45度上げる
①-2.そのまま下に下げ、地面に付けずに繰り返す 10回2セット
ももの前がきつくなればできていません。股関節から上げられれば、楽に上がってきます。
②ー1.横向きで上の足をそのまま真上に上げる
②-2.そのまま下げ、逆の足に付けずに繰り返す 10回2セット
ももの外側がきつくなると間違っています。お尻の上部がきつくなればオッケー。
③-1.四つん這いで片足を後ろに伸ばします
③-2.元にもどして地面に付けずに繰り返す 10回2セット
腰、お尻の下側、ももの裏がきつくなると間違いです。お尻の上部がきつくなればオッケー。
簡単なトレーニングですが、とても基本となるトレーニングです。
どの方向に動かす時も、下っ腹をへこませて股関節を意識して動かします。
トレーニングの意味ついては別記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
ゴルフの時の意識
ゴルフの時も意識をすることは継続です。
構えを作る前に必ず下っ腹をへこませて股関節を意識します。
意識がもてたら構えをつくりましょう。
この時にチェックしてほしいのは、足の裏のどこに体重がかかっているかです。
つま先、踵、足裏全体など人によって様々です。
これは人によってタイプが違うので、バラバラでもよいです。
ただ構えを作った最初は内くるぶしの下あたりに体重がかかるようにしてほしい。
その状態を作ったら、その先はやりやすいようにしてもオッケーだし、そのまま打ってもオッケー。
いつもと比べてどうかわるだろうか。実際に打って試していただきたい。
まとめ
いかがでしたか。
簡単だからやらなくてもよいというかたもいれば、難しいと感じた方もいるだろう。
もし違いを感じた方はぜひ日ごろから意識してほしい。
立っている時、歩行時、ランニング時、階段の上りの時、
日常生活でも意識して行う事で身に付きやすく、ゴルフの時にも意識しやすくなり
技術トレーニングの効果を上げることができます。
人の動きの癖は簡単には変えられないので、ぜひ日常から地面反力を意識してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になれれば幸いです。
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