ゴルフのスイングで重要な捻転動作は、下半身と上半身をつなぐ体幹の使い方と
下半身、上半身の使い方が重要になってくる。
今回は上半身について触れていく。
そもそも使い方となると前提として使える状態なのかという疑問がでてくる。
人間は小学校高学年から関節が固まってくるといわれている。
ということは、日ごろの仕事、家事、寝方、座り方で偏った姿勢を
繰り返している現代人はかなり崩れた姿勢になっているはず。
この崩れた姿勢のまま理想のスイングを行うことはなかなか難しい。使える状態ではない。
では姿勢からどういう影響があるのか説明していく。
肩甲骨の使い方の前に
ゴルフでよく取り上げられる肩甲骨ですが、使い方の前に自分でコントロールできますか?
日ごろから意識的に運動をされている方は問題ないだろうが、まだできない方も多くいるはず。
ネット、雑誌を読んで知っているが、コントロールできてるか分からないという方も少なくないはず。
自分自身の一日を思い出していただきたい。デスクワークや車の運転、家事、スマホいじり、
介護、子供の抱っこ、などどうしても体の前で作業することが多く猫背になりがち。
猫背になると、そもそも肩甲骨をうまくコントロールできなくなる。
ということは、肩甲骨の使い方の前に猫背を改善することが重要になってくる。
肋骨の柔軟性の重要性
慢性的な猫背だという方はとても多い。
背中(胸椎)が丸まり胸(肋骨)がつぶれている。
この姿勢はゴルフの時にも顕著に出てします。
意識して直そうとすると腰に力が入り余計に捻転が作れなくなる。
捻転を作るということはこの胸椎の可動域(30~35度)が重要になる。
この可動域を邪魔するのが肋骨の硬さ(猫背)です。
背骨が丸まる → 肋骨がつぶれる → 肩甲骨が正常に動かない
という悪循環が起こります。軸を作ろうとしてもなかなか作れません。
この肋骨の柔軟性を出し猫背を改善することが捻転を作るためには大事で、
同時に肩甲骨を上手く使うための前提条件になります。
背骨、肋骨、肩甲骨の柔軟性、使い方を見直し
理想のスイング近づけるよう取り組んでみてください。
まとめ
ゴルフのケガでも肋骨の疲労骨折は少なくない。定期的なケアやセルフストレッチで
ケガの無い体作り、そして飛距離アップに少しでも繋がれば幸いです。
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